Innovation

生産ラインを工程ごとに標準モジュール化、需要変動（量、機種）に応じて組み合わせ、フレキシブルに即応できる生産ラインを構築しています。さらに有機的にIoTで結び付けることで高い生産性、迅速な展開などを追及しています。

加工工程の自動化はマシニングセンター＋人から、マシニングセンター＋ロボットへ向けた取組み展開しています。次のステージとしてワークの供給、工程内検査の自動化（画像処理）に取組み始めています。

組立工程は生産難易度の高い部分が多く、自動化でクリアーすべきハードルが高いことから、全てをロボットに任せず、人との協働を進めていく考えです。

搬送工程はAGV（無人搬送）を導入することにより、自動倉庫と生産ラインを繋ぎ、ワークの搬送に取組み始めています。将来的にはトラックで搬入される素材、出荷される製品をAGF（無人搬送リフト）が荷下ろし作業をすることを視野に入れています。

モジュール化した生産設備を如何に効率よく稼働させていくか、カイゼン活動で最も難しいのが、「どの作業にどれだけの時間がかかっているのか」細かくリアルに把握することです。そのカギとなるのがIOTであり、デバイスの導入とソフトウェア開発が欠かせません。新旧の設備や作業が混在する中でアナログとデジタルの互換性も考慮し自社でシステム開発を行っています。